プロ野球~情報記録アーカイブ~

プロ野球~素人ファンの勝手に考察~

2018年以降のプロ野球に関する情報や独自の意見などを自由気ままにまとめるサイトです。全球団書きますが、贔屓にしているヤクルト・ソフトバンク寄りの意見になることはあしからず。。

中継ぎ・抑えは助っ人次第か(ヤクルト)

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ここ2年間、優勝してバーネットが退団して以来、ヤクルトの中継ぎ・抑えは良い数字が出ていません。

 

ここ2年間の主な中継ぎ・抑え陣の活躍は以下の通りでした。

 

<2016>の成績

・秋吉亮(右) 70試合 3勝4敗19S10H 防御率2.19 70投球回

・オンドルセク(右) 30試合 3勝1敗11S2H 防御率2.45 29.1投球回

・久古健太郎(左) 39試合 0勝0敗1S3H 防御率4.44 26.1投球回

・平井諒(右) 33試合 1勝1敗0S7H 防御率2.81 32投球回

松岡健一(右) 53試合 2勝1敗0S4H 防御率3.74 55.1投球回

村中恭兵(左) 52試合 7勝3敗0S6H 防御率3.90 67投球回

・ルーキ(右) 69試合 6勝6敗0S33H 防御率3.06 64.2投球回

 

<2017>の成績 

・秋吉亮(右) 43試合 5勝6敗10S10H 防御率3.35 43投球回

・石山泰稚(右) 66試合 3勝6敗0S24H 防御率3.03 68.1投球回

近藤一樹(右) 54試合 2勝4敗1S14H 防御率4.72 55.1投球回

松岡健一(右) 37試合 0勝1敗0S8H 防御率3.51 33.1投球回

・山本哲哉(右) 32試合 0勝1敗0S1H 防御率4.76 34投球回

・ルーキ(右) 61試合 4勝6敗7S22H 防御率2.97 60.2投球回

 

2015年との違い

2016年と2017年を比較すると2016年は良かったのではないかと思えそうですが、2016年の救援防御率は4.34で2017年の4.35とほぼ同じでリーグ最下位でした。

 

2015年はチーム防御率が2.67だったので、大幅に悪化したのは明らかです。

 

2015年には、秋吉・ロマン・オンドルセク・バーネットがとても安定していて、先発が5~6回を投げれば勝ちを計算できる状況だったため、先発陣も思い切って投げることができて、好循環を生むことができました。

 

抑えは…

2018年は新守護神候補としてカラシティー(26)(右投げ)を獲得しました。

 

メジャー成績は19試合登板・防御率9.19のようですが、直球のスピードと、フォーク・チェンジアップが武器とのことです。

 

まだ、日本で通用するかは全くの未知数ですが、ここ2年間チーム防御率が最下位だった大きな要因の1つに、抑えを固定できなかったことが挙げられるため、2018年にヤクルトが優勝するためには、抑え候補のカラシティーが活躍できるかが大きな鍵の1つといえるでしょう。

 

中継ぎは…

中継ぎは2017年同様、中心メンバーになるであろう秋吉・石山を筆頭に、ベテラン組といえる松岡・山本・近藤は数字を残すでしょう。

 

中継ぎ陣が1年間安定した成績を残せるかどうかは、「秋吉がセットアッパーで1年過ごせるか」と「左の中継ぎが現れるか」の2点が大きなカギとなります。

 

秋吉がセットアッパーで1年を過ごせるか

まず秋吉は、2016年・2017年にオンドルセクの途中退団などによって抑えをする機会が多くあったり、故障による離脱で、ヤクルトは本来の勝利の方程式を組めず、苦労したといえるので、秋吉が1年を通して8回を投げるセットアッパーとして活躍できれば計算もしやすく、できるでしょう。

 

左の中継ぎは現れるか

上記に挙げた30試合以上登板した投手は全て右投手であり、左投手はいませんでした。

左投手の最多登板は28試合登板の中澤雅人投手でしたので、左投手が足りなかったのは顕著に現れています。

 

今年はオフに元中日のアルメンゴ(ジョーダン)を中継ぎ候補として獲得しました。中日では主に6勝4敗・防御率2.30でした。

 

アルメンゴは2年間中日でプレーをしていて実績を残しているため、日本のプロ野球に慣れており、活躍も期待できるでしょう。

 

石山・アルメンゴ・秋吉・カラシティーで方程式を作ることができれば、今年のヤクルトは面白いかもしれません。

 

ただ、本当は欲を言えば、ハフを先発から中継ぎにまわせるくらいの先発陣に余裕があれば、中継ぎ陣にケガ・故障、不調があってもより安定して安心もできるのでしょうが…少し贅沢ですかね。