昨シーズン(2017年)は球団ワーストの87敗を喫したロッテ。今年は最下位からの巻き返しができるか予想します。
昨年の打撃陣
角中の離脱や、デスパイネ流出、新助っ人外国人の不振などによって極度の低迷に陥り、5月下旬まで40試合以上消化してもチーム打率が1割台とかなり苦しみました。
昨年の反省を踏まえ、今年は打撃陣に改革が起きるかどうかが上位浮上の鍵となります。
開幕スタメン予想
1.荻野(中)
2.加藤(右)
3.角中(左)
4.ドミンゲス(一)
5.鈴木(三)
6.中村(二)
7.清田 or 福浦(DH)
8.田村(捕)
9.平沢 or 藤岡(遊)
メジャー通算42HRのドミンゲス
このオフにロッテは大掛かりな補強はしなかったため、新助っ人でメジャー通算42HRと実績のあるドミンゲスに注目が集まります。
しかし、目立った補強が彼のみであることから、昨年、開幕から低迷した理由がパラデス、ダフィーの大不振だったので、ドミンゲスが昨年の助っ人陣と同様の結果に陥るとまた同じく低迷してしまうかもしれません。
若手期待
昨年低迷したロッテにも期待の若手が台頭し始めていますが、加藤翔平、中村奨吾、三木亮などは、まだ突出した成績とは言えず、新戦力には過度な期待は危険なことから、ロッテ浮上の鍵は彼らにあると言っても過言ではないため、もう一段殻を破ってほしいところです。
ショートは誰がレギュラー?
上記、加藤、中村、三木の他にも、若手には平沢や、ドラフト1位の安田、ドラフト2位の藤岡がおり、特に藤岡は新人王候補ともいわれている社会人出身選手なので1年目から即戦力として期待されています。
しかもショートは手薄なので、大学時代に首位打者も獲得していて安打製造機との呼び声も高いことから、チャンスは必ず巡ってくるでしょう。
ベテラン陣も奮起を
荻野、角中、清田、鈴木らも昨季は本来の力からすれば物足りず、奮起が必要です。
昨年はこの4選手の成績は、.270に達した選手がおらず、本塁打も鈴木大地の11本塁打が最多でした。
これではレギュラー確定とは言えるレベルではないので、今の若手同様、この4人がどれだけ活躍できるかにかかっています。