プロ野球~情報記録アーカイブ~

プロ野球~素人ファンの勝手に考察~

2018年以降のプロ野球に関する情報や独自の意見などを自由気ままにまとめるサイトです。全球団書きますが、贔屓にしているヤクルト・ソフトバンク寄りの意見になることはあしからず。。

意識改革:自主的・能動的に動くことが大事

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今季のヤクルトはシーズン開始前から面白いニュースが続々と出てきて、改革が着実に進んでいます。

 

 

コーチ陣の奮闘

今季、一新したコーチ陣に対する報道は数多く、それだけ今年のヤクルトは注目を集めています。

 

特に宮本ヘッドコーチは、昨季球団ワースト記録の96敗を喫したチームを根本から変貌させるため、鬼となって毎日10時間という過酷なキャンプメニューを敢行しました。

 

このキャンプ中、練習量と質の両方において、長年キャンプを見ている報道関係者も過去例を見ないほどだったと言います。

 

その過酷な練習に重苦しい雰囲気となることなく、むしろ充実感を持ってキャンプを終わらせたことは、宮本ヘッドコーチら首脳陣の手腕と言えるでしょう。

 

意識改革を

ただ、結局はコーチ陣は、練習の量・質・方法などをチーム全体や選手個々人に対して考えて適切な指導はできますが、選手がただそれをこなすだけでは、大きな変化は起きません。「ただやらされているだけで、きつい」となってしまったら成長はないため、選手の意思とマッチしなければなりません。

 

選手の意識については、コーチも指導や相談にのることはできますが、最終的には選手個人で決めるものです。

 

コーチ陣が変わったから頑張ろうではなく、自分がチームを変えようという意志を持った選手が多く現れれば、全てがマッチしてチームも結束し、上位を狙える道もできるのではないか、と思います。

 

 石井琢朗コーチの狙い

昨年リーグワーストだったチーム打率.234を改善するために招聘された石井コーチの狙いは若手の底上げにあります。

 

昨季、主力の多くを故障で欠き、打線に繋がりが生まれませんでした。そこで、今季は主力がケガをしてもバックアップできる態勢が必要とのことで、現在レギュラー確定ではない若手の廣岡、西浦、奥村のレベルアップが必須となります。

 

また、まだ18歳とはいえ、村上ももちろんそのメンバーに入ることになりますので、この4選手の成長・活躍は今年のヤクルトの注目ポイントの1つといえるかもしれません。

石川がどこまで投手陣を引っ張れるか(ロッテ)

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開幕スタメン予想を前回しましたが、ロッテの上位浮上のためには、昨季チーム防御率4.22とリーグで唯一4点台のリーグワーストだった投手陣投手陣次第で左右されると思われます。

 

 

開幕ローテ予想(昨季の成績)

涌井(右)(5勝11敗 防御率3.99)

二木(右)(7勝9敗 防御率3.39)

ボルシンガー(右)(メジャー通算8勝19敗 防御率4.92)

石川(右)(3勝11敗 防御率5.09)

酒居(右)(5勝1敗 防御率3.13)

オルモス(左)(メジャー通算1勝1敗 防御率5.21) or 佐々木(右)(4勝7敗 防御率4.22)

 

次候補

関谷(右)(2勝4敗 防御率3.80)

成田(左)(0勝2敗 防御率4.38)

唐川(右)(5勝10敗 防御率4.49)

 

中継ぎ(昨季の成績)

内(右)(50試合 5勝1敗16S11H 防御率2.94)

有吉(右)(53試合 2勝5敗1S16H 防御率2.87)

大谷(右)(55試合 3勝2敗0S23H 防御率3.12)

大嶺(右)(20試合 2勝2敗0S0H 防御率3.82)

チェン(左)(27試合 3勝4敗0S4H 防御率3.29)

益田(右)(38試合 0勝4敗9S6H 防御率5.09)

松永(左)(50試合 1勝3敗0S18H 防御率3.22)

 

抑え

シェッパーズ(右)(メジャー通算12勝7敗 防御率4.23)

 

涌井と石川の両エースの復調に期待

ロッテに残留する事になった涌井投手と、昨年WBCに出場した影響もあってか3勝に終わった石川投手がやはり鍵となります。

 

去年、低迷する先発陣の中で若手の二木、酒居、佐々木など若手が奮起しましたが、やはり2、3年目であることを考慮すると、上位に浮上するためには、まだまだ投手陣を引っ張る絶対的なエースが必要です。

 

その涌井・石川両投手の昨季の勝利数は合わせて8勝です。本来、この2人はそれぞれが二桁勝利、少なくても8~9勝は必要です。

 

特に石川はWBCもあって、わずか3勝・防御率も5点台とかなり苦しいシーズンとなりましたが、今年はしっかりと調整ができるはずなので、昨年の分も今季は大活躍してほしいところです。

 

新外国人

今季は3人の投手が新戦力として入団しています。

特に抑えのシェッパーズはメジャー通算180試合当番していることもあり、守護神を期待されています。

 

先発候補のボルシンガー、オルモスもメジャーでは結果が残せなかったものの、昨季マイナーで活躍していたことから、ロッテでは先発の一角として期待されています。

 

オルモスは先発で手薄なサウスポーのため、ローテをしっかりと守ってほしいところです。

 

中継ぎ・抑えは安泰か

中継ぎ・抑えも先発同様、右投手に偏りがあるが、多くの選手が数字を残しており、今年もメンバーは変わらないことから中継ぎ・抑え陣はある程度数字を残すでしょう。

 

また、昨年、益田が不調で内が抑えを務めたことから、もし新戦力のシェッパーズが不調だった場合には益田、内と代わりの守護神候補もいるため、心配は無用だと思われます。

 

先発は完投よりもQSが大事

その中継ぎ・抑え陣が安泰しているため、先発は毎回長いイニングを投げる必要がないため、QS数がキーポイントになりそうだと考えます。

中継ぎ以降に安心して投げてもらうためにも、やはり今年のロッテは先発陣次第でしょう。

上位浮上の鍵は若手とドミンゲス(ロッテ)

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昨シーズン(2017年)は球団ワーストの87敗を喫したロッテ。今年は最下位からの巻き返しができるか予想します。

 

 

昨年の打撃陣

角中の離脱や、デスパイネ流出、新助っ人外国人の不振などによって極度の低迷に陥り、5月下旬まで40試合以上消化してもチーム打率が1割台とかなり苦しみました。

 

昨年の反省を踏まえ、今年は打撃陣に改革が起きるかどうかが上位浮上の鍵となります。

 

開幕スタメン予想

1.荻野(中)

2.加藤(右)

3.角中(左)

4.ドミンゲス(一)

5.鈴木(三)

6.中村(二)

7.清田 or 福浦(DH)

8.田村(捕)

9.平沢 or 藤岡(遊)

 

メジャー通算42HRのドミンゲス

このオフにロッテは大掛かりな補強はしなかったため、新助っ人でメジャー通算42HRと実績のあるドミンゲスに注目が集まります。

しかし、目立った補強が彼のみであることから、昨年、開幕から低迷した理由がパラデス、ダフィーの大不振だったので、ドミンゲスが昨年の助っ人陣と同様の結果に陥るとまた同じく低迷してしまうかもしれません。

 

若手期待

昨年低迷したロッテにも期待の若手が台頭し始めていますが、加藤翔平、中村奨吾、三木亮などは、まだ突出した成績とは言えず、新戦力には過度な期待は危険なことから、ロッテ浮上の鍵は彼らにあると言っても過言ではないため、もう一段殻を破ってほしいところです。

 

ショートは誰がレギュラー?

上記、加藤、中村、三木の他にも、若手には平沢や、ドラフト1位の安田、ドラフト2位の藤岡がおり、特に藤岡は新人王候補ともいわれている社会人出身選手なので1年目から即戦力として期待されています。

しかもショートは手薄なので、大学時代に首位打者も獲得していて安打製造機との呼び声も高いことから、チャンスは必ず巡ってくるでしょう。

 

ベテラン陣も奮起を

荻野、角中、清田、鈴木らも昨季は本来の力からすれば物足りず、奮起が必要です。

昨年はこの4選手の成績は、.270に達した選手がおらず、本塁打鈴木大地の11本塁打が最多でした。

これではレギュラー確定とは言えるレベルではないので、今の若手同様、この4人がどれだけ活躍できるかにかかっています。

投手王国になりつつあるベイスターズ

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ベイスターズは12球団トップクラスのクリーンアップを誇っていることから、セ・リーグの優勝候補だと前回記事で書きましたが、投手陣だけで見ても、れっきとした優勝候補の一角です。

 

 

開幕ローテ予想(昨季の成績)

・今永(左)(11勝7敗 防御率2.98)

・濱口(左)(10勝6敗 防御率3.57)

・ウィーランド(右)(10勝2敗 防御率2.98)

・井納(右)(6勝10敗 防御率3.84)

・石田(左)(6勝6敗 防御率3.40)

・東(左)(2017年ドラフト1位)

 

中継ぎ(昨季の成績)

・パットン(右)(62試合 4勝3敗7S27H 防御率2.70)

・田中(左)(60試合 1勝3敗0S11H 防御率4.47)

・砂田(左)(62試合 1勝2敗0S25H 防御率4.12)

・三上(右)(62試合 3勝3敗0S31H 防御率5.12)

・三嶋(右)(16試合 0勝1敗0S0H 防御率6.53)

エスコバー(左)(27試合 1勝3敗2S7H 防御率3.44)

 

抑え(昨季の成績)

・山崎(右)(68試合 4勝2敗26S15H 防御率1.64)

 

開幕投手は今永か

開幕投手は昨季チームトップの11勝を挙げた今永が最有力候補と思われます。

昨年の日本シリーズ侍ジャパンで活躍したことから、ここぞという試合で一皮向けた印象があります。

今季はもはやエースとして期待されていることから、開幕投手はほぼ当確ではないでしょうか。

 

左投手カルテット誕生か

開幕投手候補の今永(24)、昨年開幕投手の石田(24)、昨季新人特別賞を受賞した濱口(22)に加え、今年先発投手候補としてドラフト1位で東(22)が入団しました。

 

この東ですが、最速152キロで球の切れが持ち味の投手であり、キャンプでは他球団スコアラーから絶賛されたようで、早いうちから1軍の先発で試されるでしょう。

 

なお、この4人はそれぞれここ4年のドラフト1位・2位で獲得した投手であり、まだ全員24歳以下とかなり若いです。

もし、今年、東が先発ローテーションに入って固定されれば、左投手がローテに4人いることになり、今後も左投手王国が続くこととなって他球団は対策が必要になることは必至です。

特に2年連続優勝中の広島は田中、丸、松山、安部、西川など左打者が多いため、 苦労すると予想します。

 

中継ぎや抑えも豊富

セットアッパーがパットン、抑えは山崎は当確だと思われます。

そして、他の中継ぎ陣も揃っているため、特に大きな心配はありません。

 

7回は井納!?

しかし、1点だけ挙げるとしたら、ワンポイントやロングリリーフを任せられる選手はいるのですが、8回はパットン、9回は山崎のように7回を任せる投手が固まっていないことが唯一の不安要素かもしれません。

エスコバーがいますが、昨季や今までの成績から絶対的とは言えません。

 

以前に、ラミレス監督は、若手の投手が台頭して、先発投手が揃った場合には、7回を井納に任せることも考えられる、ようなことを発言していたことがありました。

 

どこまで本気かも分かりませんが、もし井納が7回を投げるような状況になるのであれば、他球団には恐怖かもしれません。

クリーンアップは12球団最強か(ベイスターズ)

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昨年、セ・リーグ3位からクライマックス・シリーズで阪神、広島を破って日本シリーズに進出したDeNAベイスターズですが、今年は堂々のセ・リーグ優勝候補です。

 

 

2017年の主なチーム成績(打撃部門)

チーム打率.252(セ・リーグ2位)

本塁打134本(セ・リーグ2位)

得点597点(セ・リーグ2位)

盗塁39個(セ・リーグ6位)

犠打84個(セ・リーグ6位)

四球378個(セ・リーグ5位)

 

開幕スタメン

2018年の開幕スタメンは、既にラミレス監督から1月に公に発表されています。

 

1.桑原(中)

2.大和(二)

3.筒香(左)

4.ロペス(一)

5.宮崎(三)

6.戸柱・嶺井(捕)

7.梶谷・細川(右)

8.投手

9.倉本(遊)

 

キャンプイン前の1月に開幕オーダーを発表することはかなり異例だと思いますが、一般人には知り得ないラミレス監督の狙いがあるのでしょう。

 

大和・倉本の二遊間

大和の移籍が決まってからショートはどうなるのか、どちらかがセカンドにまわるのかなど様々な憶測が飛び交ってましたが、この開幕オーダーの発表で固まりました。

もちろん開幕までにはまだ時間がありますので、色々試してからシーズン中の変更はあるかと思います。

 

大和は2番

昨年は開幕から梶谷が2番に座るなど、かなり攻撃的布陣でした。

なお、今年のベイスターズは「スモールベースボール」を掲げています。昨年は犠打数が両リーグ最小の84個、盗塁数も両リーグ11位の39個でした。

そこに2番として、通算盗塁数73個、通算犠打数161個の大和が入れば、自ずと数は増えると予想されます。

大和は、ここ3年間合計の盗塁数が10個ですが、盗塁企画数も一段と増えることから、ベイスターズのチーム盗塁数がどこまで伸びるかも見物かもしれません。

 

昨季の個人別盗塁数 

なお、昨年の個人別盗塁数は、

梶谷21個

桑原10個

倉本3個

の3人以外、1~2個でした。この3人が今年はもっと数を稼ぐのはもちろん、代走含め石川、荒波、関根、乙坂はチャンスが巡ってくると思われます。

また、新人でドラフト2位の神里が俊足なので、新人から貴重な役割が回ってくるかもしれません。

 

 梶谷と細川が併用!?

梶谷は昨季21盗塁を決めたり、4年連続20盗塁以上決めています。スモールベースボールを掲げる今季には不可欠の選手だと思いますが、開幕オーダー発表時にライトのレギュラーに細川の名前を挙げていました。

 

 梶谷は昨季21本塁打21盗塁だった一方で昨季打率.243の上、三振もリーグワーストの157個でした。

それに、一昨年はそうでもなかった対左投手の成績が昨季悪かったようで、対左投手の場合には将来有望でCSや日本シリーズで活躍が目立った細川も起用するとのことでした。

 

とはいえ、梶谷はベイスターズの顔である選手の1人で1億円プレーヤーでもあります。

そんな選手相手にポテンシャルは高いとはいえ、2年目の19歳を競わせるのは非現実的な気もするので、半分くらいは発奮させるためのような気がします。

 

それに梶谷が外れるとチームが掲げるスモールベースボールとはかなりかけ離れそうなので、結局、今年のような不安定な成績でない限りは梶谷になると思われます。

石川・若手左投手5人がカギ(ソフトバンク)

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前回記事のソフトバンクの開幕スタメン予想に引き続き、開幕ローテや中継ぎ・抑えを予想してみます。

 

ちなみに昨年のチーム防御率は3.22で12球団トップでした。

 

 

開幕ローテ予想

・和田(左) 4勝0敗 防御率2.49

・東浜(右) 16勝5敗 防御率2.64

・千賀(右) 13勝4敗 防御率2.64

・武田(右) 6勝4敗 防御率3.68

・バンデンハーク(右) 13勝7敗 防御率3.24

・石川(右) 8勝3敗 防御率3.29

 

なお、和田・東浜・千賀・武田・バンデンハークは開幕ローテ確定が公に発表されていますので、開幕ローテに入れるのは必然的にあと1人となります。

 

ローテの6人目は誰?

実績のある摂津や中田、期待の高橋純平・田中正義らがいますが、昨年前半に離脱者の多い先発陣の中で代わりに大活躍した石川柊太になると予想してみました。

 

石川柊太投手は育成出身の150キロを超すストレートとカーブが武器で昨年8勝してブレイクしましたが、昨年の終盤は疲労もあってフォームを崩したことから不振に陥った経験もしました。

 

2018年1月の自主トレでは、 その開幕ローテ残り1枠に入るために、昨年終盤に崩したフォームをどう崩さないようにするかを徹底して取り組んだようです。

 

なお、もし石川や他の選手が不調・故障したとしても、先に挙げた摂津や中田らがいるので、先発陣は昨年同様、今年も盤石のようです。

 

中継ぎ

・岩嵜(右) 72試合 6勝3敗2S40H 防御率1.99

・森(右) 64試合 2勝3敗1S33H 防御率3.92

・嘉弥真(左) 58試合 2勝0敗0S14H 防御率2.76

・五十嵐(右) 46試合 6勝0敗0S11H 防御率1.73

スアレス 2017年登板なし

・モイネロ(左) 34試合 4勝3敗1S15H 防御率2.52

 

抑え

・サファテ(右) 66試合 2勝2敗54S3H 防御率1.09

 

 中継ぎ・抑えは昨年同様

2017年は2016年にセットアッパーとして活躍したスアレスが故障で不在でしたが、岩嵜がセットアッパーを務め、7回は森やモイネロが務めました。

 

抑えには3年連続40セーブ越えで昨年54セーブを記録した鉄人・サファテがおり、2018年も上記全員が健在のため、中継ぎ・抑え陣は盤石の状態といえるでしょう。

 

懸念点は‥

野手同様、ほぼないでしょう。

唯一、懸念点を無理にあげるとしたら、左投手が少ないことです。

 

期待の若手左投手が5人もいる!?

先発ローテに左投手は今年37歳になる和田しかいません。先発候補には、期待度が高い笠原や笠谷、古谷、川原、長谷川宙らがいますが、実績がないため不安は残ります。

 

また、中継ぎ陣もモイネロ、嘉弥真、飯田らがいるが誰か故障・不調になると、足りなくなるため、先程挙げた期待の若手左投手5人に活躍できる選手が出てくるかどうかがカギとなるような気がします。

 

鍵は1番と3番を誰が打つか(ソフトバンク)

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昨年、リーグ94勝・パリーグ史上最速でリーグ優勝して日本一になったソフトバンクの開幕スタメンを勝手に予想してみます。

 

なお、昨年の圧倒的な強さは、今年も戦力的にほぼ同レベルと予想されます。

 

 

 2018開幕スタメン予想

1.柳田(中)

2.今宮(遊)

3.デスパイネ(DH)

4.内川(一)

5.松田(三)

6.中村晃(左)

7.上林(右)

8.甲斐(捕)

9.明石(二)

 

代打・準レギュラー

・本多

・長谷川

・川島

・吉村

・高谷

・福田

 

1番と3番がカギ 

1~3番は日本シリーズで驚きの采配が見事に的中したそのままでくると予想します。

 

やはり出塁率が4割超える柳田を1番、バント技術がずば抜けて小技もできる今宮が2番、得点圏打率が高いデスパイネが3番というのが、現在の状況では一番しっくりくる形ではないかと考えました。

 

3番バッターの一般的な理想像は、チャンスメークもできて、足も早く、長打も打てる器用な打者が多い印象(柳田・山田・丸・浅村・糸井・銀次・梶谷など)ですが、日本シリーズの成功からデスパイネが3番ではないでしょうか。

 

柳田か中村晃、上林が3番に入ることができれば足も絡めることができて攻撃力が増しそうだと考えたのですが、昨年の打率や出塁率得点圏打率から、このオーダーにしてみました。

 

もし明石をセカンド固定で1年間起用できれば1番に入る可能性は高そうですが、昨年の起用方法やセカンドの層の厚さから固定は難しいかもしれませんので、1番ではなく9番に入ると予想します。

 

懸念材料は‥ 

ほぼ死角はないでしょう。

ただ、あえて挙げるとしたら、一塁と三塁の控えです。

 

ここ数年はファーストが内川、サードが松田と固定されています。その内川が今年36歳、松田が今年35歳になります。

 

昨年は、内川が故障したときは、明石、中村晃、福田、塚田が入りましたが、一塁が専門でない選手ばかりで固定されませんでした。

 

それにサードはファーストに比べたらできる選手側かなり絞られます。ここ数年、松田がほぼ出続けているため、もし松田が故障したら実績のいる選手がいない状況です。

 

注目選手としては2016に2軍で大活躍し、昨年1軍で2本塁打を放った塚田選手、今年のドラフトで入団した増田選手がいます。

 

今年のソフトバンクは、松田が今まで同様に出続けることができるか、もし故障した場合に代わりに出場する選手だと思われる塚田や増田が活躍できるかどうかが一つの鍵となるかもしれません。